第55回 午前 問16(OT)

区分:作業療法士国家試験の専門問題 ・ 科目:臨床医学

16 歳の男子。高校に進学したが友人関係のトラブルが続き不登校となった。校医に相談し精神科を受診したところ、対人関係技能の低さ、こだわりの強さ、感覚過敏などを指摘され、作業療法に参加することとなった。 この患者でみられる行動の特徴として正しいのはどれか。

  1. 1相手に気を遣い過ぎる。
  2. 2本音と建前を区別できない。正答
  3. 3葛藤に満ちた対人関係を結ぶ。
  4. 4他者の関心を集めようとする。
  5. 5否定的評価を受ける状況を避けようとする。

正答 2

解説

対人関係技能の低さ、こだわりの強さ、感覚過敏は自閉スペクトラム症の特徴であり、言葉を字義どおりに受け取り、暗黙のルールや場の空気が読みにくいため本音と建前を区別しにくい。葛藤に満ちた対人関係は境界性パーソナリティ障害、他者の関心を集めようとする行動は演技性パーソナリティ障害、否定的評価を避ける行動は回避性パーソナリティ障害にみられ、相手に気を遣い過ぎる行動も相手の意図を読み取りにくい特性とは合わない。
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出典:厚生労働省ホームページ「第55回理学療法士国家試験、第55回作業療法士国家試験の問題および正答について」(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-08_09.html)。解説は本アプリのオリジナル

問題と正答は厚生労働省の公表資料をもとに、表示用に体裁を整えて掲載しています(内容は変えていません)。解説は本アプリのオリジナルで、国が作成・公表したものではありません。